白塗り(濃色処理)とは?

インクジェットプリントは布地に染み込むようなインクのため、濃色の布地にプリントすると色味が吸収されデザインがわからなくなります。
ブラック等の濃色の布地には白インクを使用してプリントします。この追加工程を白塗り(濃色処理)といいます。
淡色生地への白インクを使用しないプリントの場合、染み込み風プリントのような柔らかな表現を出すことも可能なので希望の仕上がりに応じて対応します。

注意事項

濃色処理を施している商品は、納品後速やかにお洗濯をして処理剤を落とす必要があります。
前工程として「前処理剤」の塗布を行い、次にプレス機による熱処理加工を行うことにより、仕上がりの製品は前処理剤のシミや熱処理の跡が若干残ることがあります。
ホワイト、水色やピンク等の淡い色、赤系、チャコール、サンド、チャコール、セーフティ(蛍光)等のボディカラーは商品に関わらず濃色処理の跡が強く残りやすく、お洗濯をしても落ちない恐れがございますため、白塗りをおすすめしません。

  • 淡色Tシャツ(白塗りなし)

    淡色Tシャツ(白塗りなし)

    • 基本的にホワイト等の淡色生地には白インクを使用しません。
    • 淡色生地への白インクを使用しないプリントの場合、染み込み風プリントのような生地に馴染んだ仕上がりになります。
    • デザインの透明部分はプリントされない為、透過部分は生地そのものの色となります。
  • 濃色Tシャツ(白塗りなし)

    濃色Tシャツ(白塗りなし)

    • 白塗りしない場合、インクが浸透してしまいプリントが沈んだ色合いになります。
    • あえてこの風合いを生かしたデザインにすることもあります。
    • はっきりプリントを出したい場合は白塗りありをご指定ください。
  • 濃色Tシャツ(白塗りあり)

    濃色Tシャツ(白塗りあり)

    • 白を最初に載せることで、くっきりとカラーが映える仕上がりになります。
    • ラバープリントののように、生地の上にインクがぺたっと張り付いたような風合いになります。